明日公開される映画を見る上でに全く役に立たないスターウォーズ豆知識
最初に行っておこう。この記事を書いてる今の僕のテンションは過去最悪だ。
なぜなら明日公開されるスターウォーズの映画が見れないからだ。
レイトショーにも間に合わないや。
というわけで、なんか何もかもどうでもよくなったので今回は明日公開される映画を見る上で全く役に立たないスターウォーズ豆知識を紹介していくぞ。
デートの際「俺子供のころから大ファンで実はすっげースターウォーズオタクなんだ」と話題を作りたいときにでも使ってほしい。恐らく全く役に立たないから。
1.数秒間しか出番のないジェダイたち。
キット・フィストー(エピソード3でダース・シディアスに斬られた緑色の人)
エージェン・コーラー(同じくダース・シディアスに真っ先に斬られた人)
キ=アディ=ムンディ(クローン兵に撃ち殺された頭が異様にでかい人)
映画しか見たこと無い殆どの人は「そんな奴いたっけ?」ッて思うかもしれないが、
ココらへんのジェダイは、スター・ウォーズファンにとっては非常にメジャーなジェダイである。
彼らの名前を知っていたからといっても、ポケモンで言えば「俺ポケモンに詳しくてさ。カモネギとかキュウコンってポケモン知ってるんだぜ!すげーだろ!」と言ってるようなものである。
つまり、全く珍しくもなんともないということだ。
スターウォーズの魅力の一つに、膨大な設定というポイントが挙げられる。
ルーク=スカイウォーカーやオビ=ワン=ケノービには映画では語られなかったような
膨大な設定があるのと同じく、登場人物には、それぞれ大なり小なり設定がある。
そんな中には、「こんなモブにも設定が!?」というものまであり、調べていくと大変興味深い。
例えば、「タン・ユースター」だ。
彼はジェダイマスターエージェン・コーラーのパダワンであり、エピソード2においてアナキンとオビ=ワンとパドメを助けにカチ込みをかけたジェダイの一人だ。
そんな彼の出番はわずか数秒だ。
彼の出番はドロイドにブラスターで射殺されるだけであり、特に会話もなければ華々しい活躍シーンもない。そんなキャラである。
しかし、そんなキャラでもきちんと名前があるというンだから堪らない。
他にも、「シン・ドローリグ」というジェダイもいる。
彼はジェダイ有数の剣豪であり、剣聖とまで言われたほどのジェダイだ。
ソードマスターの称号まで授かり、ジェダイ最高の剣士の一人とされ、後進の育成に励み、その鬼教官ぶりから「トロール」と呼ばれジェダイ候補生たちに恐れられていた。らしい。
この設定を見ると、いかにも活躍してそうなかっこいい設定のジェダイだが、彼の出番は↓だけだ。
時間にしておよそ数秒。しかも後ろ姿しか写っていない。
その後どうやらアナキンに片手一本でやられてしまったようで、上のカッコ良い設定は完全にギャグになってしまっている。
しかし「いくらなんでもあんまりすぎるだろ…」と思い、シン・ドローリグで検索すると、意外な事実が判明した。
なんとドローリグ役をやっているのはスターウォーズのエピソード123においてアクション指導を行っていたニック・ジラードという人であり、つまりライトセーバーでのバトルのアクションシーン指導を行っていた人のようだ。
つまり鬼教官ぶりとか剣豪とかそういった設定はおそらくニック氏本人の事をそのまま原作に流用したのではないかと思われる。
…イカン。なんかドローリグのせいで微妙に明日使えそうななトリビアになっちまった。
まあ他にも、同じくジェダイ大聖堂で殺された子供たちの名前もきちんと設定されているようで、なんともすごい力の入れようだということが伺える。
ちなみに、エピソード4でハン・ソロに不意打ちで殺されたグリードにも非常に細かい設定があり、彼の父親は偉大な賞金稼ぎであり、彼も父のようになろうとしたが結局は小物に成り下がってしまい、ハン・ソロに射殺された後、彼の遺体はリキュールの材料になってしまったそうだ。
…本当にこの設定必要なのか?
参考文献:スター・ウォーズの鉄人
2.スターウォーズのテーマには日本語の歌詞がある
まあなにはなくともこれを聞いてほしい。
以上だ。
非常に当時という時代のおおらかさを感じさせてくれる歌詞だ。
歌詞に関してこれ以上言うことはない。
これはトリビアの泉でも紹介されたから知っている人は多いかもしれないね。
なお、この歌詞はともかく、使用されている音源はじっくり聞くとかなり良曲だということが分かってもらえると思う。
この歌に使われているスター・ウォーズのテーマのアレンジをしたのは「meco」というアメリカのミュージシャンだ。
現在も存命の方のようで、2015年現在79歳になる。
多くの人はmeco氏を知らないと思うだろうが、20代後半以降の人は、高確率でこの人の曲を一回は聞いたことがある。
この番組を一度でも見たことがあるなら、あるフレーズを聞いた瞬間「ああ!この曲か!」となることうけ合いである。
これは実際聞いてもらったほうが早い。
これの3:18あたりを聞いてほしい。
meco氏の曲は他にも良い曲が多いので、若い人にも是非聞いてほしい。
個人的おすすめは1930年代のジャズナンバー「topsy」のカヴァーがおすすめ。
ジャズコーラスバンド「マンハッタン・トランスファー」もカヴァーしているかっこいい名曲だぞ。
短いが、今回は以上だ。
僕は明日観に行けないが、明日観れる運の良い人は僕のぶんまで是非堪能してほしい。