アメコミを読もう!~アメコミ情報ブログ~

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発行部数10億部!?漫画界史上最も売れた漫画トップ5

今回はアメコミの話ではなく、ちょっとした小話である。

 

発行部数とは、そのまんまの意味で、発行した部数のことだ。

部数が多ければ多いほど人気があるという意味で、漫画家さんの飯の種にもなるし、やる気のバロメーターにもなる。

よって、読む人にとっては大して意味は無いが、漫画家さんにとっては発行部数というのは漫画家人生にも関わる重大な要素でもあるのだ。

 

で、ここで一つの疑問が浮かんでくる。それはズバリ

「最も発行部数が多い漫画ってなんだ?」

ということである。

 

世の中、漫画を読んでいる人は多い。

日本だけではなく、アメリカ、インド、イタリア、中国。ロシアなどなど、どんな場所にも漫画好きは多い。

特に日本の漫画は評判であり、「MANGA」は外国でも通じる言葉になっている。

しかし、世の中で漫画を出しているのは日本だけではない。

アメリカでもアメコミを出しているし、フランスでもバンド・デシネ(フランス漫画のこと)が19世紀頃から存在する。

それぞれ独自の文化があり、文化ごとに違った味がある。そして、根強いファンも多く。トップランクの漫画の発行部数はどれもこれも億単位だ。

では、どんな漫画があるのか。そのトップ5をここで紹介していこう。

なお、ここで紹介している発行部数は2014年11月の時のものである。

 

第5位 ONE PIECE 発行部数 約3億4500万部

もはや説明不要だろう。

漫画家、尾田栄一郎先生が描く、ありったけの夢をかき集め探しもの探しにゆく海賊漫画である。

少年ジャンプで2014年11月現在、まだ連載が続いている看板漫画である。

今更何の説明をすればいいのか。僕よりも少年ジャンプ読者の少年少女や、木村拓哉のほうが詳しいだろう。

よって、詳しいストーリー内容は割愛する。ただ言えるのは、非常に面白いということだけだ。表紙で繰り広げられるサイドストーリーが好き。

 

※追記

2015年6月15日にて、累計部数3億2086万6000部を突破し、最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス世界記録に認定されました。

「3億4500万部突破してるのになんで今更?」

と思ったので調べてみると、3億4500万分は世界累計であり、今回の3億2086万6000部は国内累計である模様。

どちらにせよすさまじい発行部数だ

追記ここまで

 

 

第4位 タンタンの冒険旅行 発行部数 約3億5000万部

子供には馴染みがないかもしれないが、20代後半から30代後半くらいまでの人なら知っていると思う。

エルジュ先生作のバンド・デシネであり、フランス漫画史に残る傑作の一つである。

少年記者タンタンが、愛犬スノーウィとともに世界を駆け巡り、様々な事件に巻き込まれつつも、解決していくというストーリーだ。

ぶっちゃけた話、この漫画はこの後のランキングの記事放り出して、一万文字以上の感想文や思い入れを書きたいほど好きな漫画だ。それほど面白いし、夢を与えてくれた。

アメリカからソ連、果ては月面世界まで、タンタンはどこへでも旅をする。その世界の風景は、当時子供だった僕にとって夢を与えてくれた。

日本とはまるで違う風景が常に漫画の中に存在し、タンタンの推理、活躍、そしてピンチはのめり込むほどの面白さがあり、アラサーになった今でもたまに読み返す傑作だ。

市立図書館などに普通においている事が多いので、ぜひ子供に読ませてほしい。

ああ、語り足りない…。

 

第3位 アステリックス 発行部数 約3億5200万部

聞いたことあるか?と聞かれたらおそらく当ブログを読んでくれた人の95%はわからないんじゃないかと思う。実際僕も初めて聞いたし、初めて知った。

というわけで、詳しい話はウィキペディアに頼る。

簡単に説明すると、古代ローマが舞台のバンド・デシネです。

ジャンルはコメディ漫画であり、主人公アステリックスとその愉快な仲間が村を守るためにローマ兵と戦うお話のようだ。

アステリックスは小柄な男だが、秘薬を飲むとパワーアップをし、ローマ兵をちぎっては投げの大活躍をするというお話らしい。

また、日本でもアニメが放送されたり、実写映画化もしたらしいが、結構昔以前に、自分が生まれる前のアニメっぽいので詳しいことはわからない。誰か教えて。

しかし、フランスでは絶大な人気を誇る漫画であり、

フランス初の人工衛星に、名前が付けられるほどの快挙を成し遂げている。

多分すごく面白いんだろうな。読んでみたい。

 

第2位 X-MEN 発行部数 約5億

ここで満を持してのアメコミだ。

X-MENとは、アメコミ界の巨匠、スタン・リー原作の群像劇である。

生まれつき、不思議な力を持った人間は、ミュータントと呼ばれ、迫害されていた。

自身もミュータントであるチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)は、ミュータントを保護し、正しい力の使い方を教え、いつしか迫害されない未来をつくるために生徒とともに人助けのための活動を開始する。

一方、人間に迫害され、家族を失ったエリック・マグナス(マグニート)は、人間に復習し、ミュータントが人類に取って代わるべく、テロ活動を行う。

この2つの陣営の戦いの物語が、X-MENである。

1963年から今でも連載されているという、こち亀以上の長寿漫画だが、そのストーリーは、もう訳のわからないことになっている。

死んだと思ったキャラがじつは偽物やクローンで、本物は本当は生きていたり

仲間だと思ってたキャラが敵に回ったり

プロフェッサーXが実は生徒を洗脳していたことが発覚したり

宿敵のはずのマグニートがプロフェッサーXの役目を受け継いだり

リーダーのサイクロップスが悪党になった挙句投獄されたり

ウルヴァリンの妻(日本人)がフグの毒で死んでしまったり

ウルヴァリンが「いらっしゃいませ」と言いながらお店に入ったり

ウルヴァリンの性癖が暴露されたり

もう何がなんだか分からない。

と、やたら訳のわからなさを強調してしまったが、漫画としての人気はアメコミ界でも随一であり、発行部数はアメコミ歴代1位である。

もっと歴史のあるスーパーマンバットマンですら、X-MENの発行部数の足元にも及ばない(ちなみに、スーパーマンは2億、バットマンは9000万部と、それでもどちらも驚異的な記録を出している)。

それほど、X-MENは面白く、人気があるのである。

 

と、ここまでが5位から2位までの発表と相成ったわけだが。やはりメジャーな漫画が非常に多い。

ちなみに、他にも日本の漫画で10位以内にランクインされているものは

ゴルゴ13(2億8千万) 世界8位

ドラゴンボール(2億3千万)世界9位

と、いずれも恐るべき発行部数をたたき出している。

これに続いて、ドラえもんブラックジャックNARUTOなど、日本の漫画が結構ランクインされている。

 

では、1位の発表だ。

 

1位の発行部数は、脅威の10億部であり、2位のX-MENと二倍以上の差を出している。

それでは、発表。

世界で最も売れている漫画は!

 

1位 クラシック・イラストレイテッド 発行部数 約10億部

聞いたことねーよ。

と思う人が圧倒的に多いかもしれない。僕も初めて知った。

よって、非常にしまらないが、ここもやはりウィキペディアに頼ろう。

調べてみると、アメコミだ。

 

アルバート・ルイス・カンターによって企画された、世界の古典作品を漫画化したシリーズ。1976年まで発行され続けた。シリーズ終了から20年以上を経た1997年、カラー版として復刊。同年、ニュートンプレス社から初めて日本語訳が発行された。

                         ~wikipediaより抜粋~

だそうだ。

これ以上語ること無いぞ。読んだこと無いし。結構お固い作品なのかな。

知っている人がいたら詳しい話おねがいします。

 

以上。最後が非常にグダグダになってしまったが、これにて発行部数ベスト5を終了とさせていただく。

なお、世界は広く、漫画の発行部数なんて問題にもならない出版物は、他にもたくさん存在する。

 

ちなみに、この世で最も発行部数が高い出版物は、聖書である。

その脅威の発行部数、推定4000億オーバーと、ドラゴンボール並みのインフレを引き起こしている。恐るべし信仰心。

 

ちなみに、聖書は正解で最も翻訳された本でもあり、日本語や中国語はもちろんのこと、アイヌ語琉球語等、独特な言語の翻訳版もでているそうな。

読んだことはないが、なかなか興味はそそられる。

持っている人、是非感想をお教え願います。

あ、ちなみに2位は毛沢東語録(65億部)だそうです。