映画の感想のようなもの
今回、映画に関するちょっとしたネタバレっぽいものが混ざっています。
先日、映画ミュータントタートルズを見た。
感想だが、なかなか面白かった。
しかし、カメラがガチャガチャ動いてて何やってるかよくわからないシーンも多かったし、いかにも続編が出そうな感じで少し消化不良っぽい感じで、「結局あれはどうなったんだよ」ってところも多いし、完璧に面白いわけではなかった。
もし続編が出るならロックステディとビーバップは出るのかな。
そして何より受け付けなかったのは、「フット軍団」だ。
そこはフット団で行って欲しかった。
ほんの些細なことだが、子供の頃からフット軍団じゃなくてフット団で馴染んでるから違和感があったぞ。
と、不満点を先に挙げてしまったが、全体的に見れば満足感のほうが優っている。
確かにカメラはガチャガチャ動いてて見辛いが、それでも要所要所のアクションはスピード感たっぷりで3Dで観た方が良かったかなと思わせてくれるシーンは多かったし、ミケランジェロの軽口は個人的に好きだ。
ラスボスであるシュレッダーはかっこいいしひたすら強い。
具体的に言えば昔で見たアニメ版とは打って変わったギャグ要素一切なしの強キャラであり、貫禄のある強さだった。
あの刃を飛ばしたり戻したりするギミックは凄くかっこいいぞ。
個人的にはアニメ版のサワキちゃんの方が好きだけどね。
肝心のタートルズもリアル寄りになっており、昔の映画のほうが漫画っぽい印象はあったが、これはこれで好きなデザインだ。
昔は鉢巻くらいでしか見分けが余りつかなかったが、きちんと鉢巻以外の特徴があるのも良いね。
ドナテロは若干ナードっぽいしゃべり方だったり、ラファエロはぶっきらぼうだったり、ミケランジェロは相変わらずだったり、レオナルドは優等生っぽかったりと、ココらへんは従来のキャラ通りだ。
所々日本語が出てくるのも凄くそれらしい。
しかし、なんで保護者をわざわざ日本語でいうんだ。なんでその言葉をチョイスしたんだ。なんでなんだ。
あと、個人的に嬉しかったのは、作中何気なくとあるキャラが口にしたセリフだ。
「hero in a half shell」
まさかあの歌詞のフレーズを聞くことになるとはなあ。
…ここまで書いて単なる勘違いや思い違いだったら恥ずかしいな。
以上、長々と語ってしまったが、感想だ。
不満もあるが楽しく見れたので、ぜひ昔のタートルズが好きだった人は見て欲しい。
今と昔ではこんなに違うんだというのが感じられるから。
吹き替えも見てみたいが、昔の声とは違うんだろうなあ。