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アメコミを読もう!~アメコミ情報ブログ~

アメコミを読み始めたい、どんなヒーローが居るのか知りたい。そんな人のためのブログにしていきたいと思います

アメコミキャラクター紹介第二回:スパイダーマン

マイナーどころのヒーローばかりじゃ初心者はまずついていけないと思うので、有名ドコロのヒーローの紹介だ。

 

今回紹介するヒーローはスパイダーマン」だ。

 

アメコミにまったく興味が無い人でも、スパイダーマンを知っている人は多いだろう。

アメイジングスパイダーマンはよくコマーシャルに流れていたし、USJでもアトラクションの一つとして人気を博している。

しかし、アメコミを知れば知るほど、スパイダーマン悲運のヒーローだということがわかる。

蜘蛛の力を授かり、アメリカはもちろんのこと日本でも大人気のスパイダーマン

その実態は、不幸のドン底に見舞われている哀れなヒーローである。

今回は、ヒーロー紹介というより、スパイダーマンがどれだけ不幸なのかを紹介していこう。

スパイダーマンの能力なんて映画見ればわかるし、面白いのでお勧めだ。個人的にはアメイジングスパイダーマンよりも以前の三部作のほうが面白い。

 

不幸その1。スーパーパワーを得たこと。

身も蓋もない言い方だが、スーパーパワーを得てしまったことがスパイダーマン最大の不幸といえる。

まずは、スパイダーマンの正体である青年「ピーター・パーカー」について、カンタンに説明しよう。

ピーター・パーカーは、学年トップクラスの頭脳だけがとりえのいじめられっ子のモヤシである。両親は既に他界し、叔父のベン・パーカーと、叔母のメイ・パーカーによって育てられていた。二人とも人格者であり、正しい心を持った人だったおかげで、ピーターはひねくれず、まっとうな人間として成長していった。

そんなある日、ひょんなことから特殊な力を持った蜘蛛に噛まれたことから、ピーター・パーカーは、蜘蛛の力を手に入れてしまった。

蜘蛛のように壁に貼り付ける能力、車を軽々と持ち上げるパワー、危機を事前に察知できるスパイダーセンスなど、人間を超越した力を身につけたピーターは、次第に調子に乗り始める。これが不幸の入り口であった。

調子に乗ったピーターは、慢心から、一人の犯罪者を見かけても放ったらかしにしてしまった。自分の力を使えば簡単に捕まえられるが、無視してしまったのだ。その結果、自分の慢心のせいで叔父であるベン・パーカーが、その放ったらかしにした犯罪者に殺されてしまった。

後悔と、自責の念で苦悩するピーターの心の中には、ベンおじさんの言った、

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

という言葉が残された。

この言葉を胸に、ピーター・パーカーはヒーロー、スパイダーマンとして活動を開始していくことになる。

 

と、これが、ピーター・パーカーがスパイダーマンと名乗り始めた始まりだが、これを皮切りにピーター・パーカーには不幸と苦悩の毎日が待ち構えていた。

 

不幸その2。貧乏

ピーターの家は貧乏だ。

稼ぎ頭であるベンは亡くなってしまい、ピーターは学生。学生を雇ってくれるところはなく、学校をやめて働こうとするも、メイ叔母さんにはなんとか工面するから学校は辞めるなと言われる。

仕方ないので、スパイダーマンとして、ショープロレスや見せ物として働くことにする。

メイ叔母さんに心配させないように、自分の正体を悟られないように活動をしていたが、やはり、身分がはっきりしない人には給料は支払いは難しい。

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当然、身分証を提示できないので、お給料は貰えませんでした。

 

ちなみに、大学を卒業したあともピーターは貧乏に苦しむことになる。

ヒーロー活動をしているのでまともな職には就けないし、就活も出来やしない。

大学時代は優秀な論文を残していたが大学卒業後もヒーロー活動をしていたので履歴書には空欄が生まれ、

「大学時代は優秀だったけどその後君何もしてないじゃん」

と面接官に言われる始末。

その後もとにかくお金に困り、自撮りした写真を新聞社に売りつけ、お金を工面する生活が続いた。

その後結婚もしたが、旦那の仕事(ヒーロー活動)に理解のある嫁さんをもらってもやはり職には困り続けるのであった。

 

不幸その3。嫌われ者になる

正義の為に無償で働いているのに、どういうわけかスパイダーマンは嫌われている。

その理由は、スパイダーマンのバッシング記事が大量に出回っているからだ。

ある大手新聞社、「デイリービューグル社」の編集長、J・ジョナ・ジェイムソンは、とにかくスパイダーマンを嫌っていたし、怪しんでいた。

そのため、バッシング記事を書きまくっていたのだ。そのため、読者も皆「スパイダーマンは悪党だ」と信じこんでしまっているため、スパイダーマンは嫌われ者になっているのだ。

ホワイトハウスを襲った悪党をやっつけようとした時に至っては

スパイダーマンとその仲間がホワイトハウスを襲撃しているぞ!」

と発砲までされる始末。

彼が何をしたというのか。

 

不幸その4。アイアンマンに見込まれて助手になる

どこが不幸なのか。と思うかもしれないが、これがスパイダーマン最悪の不幸である。

持ち前の天才的頭脳のおかげか、天才科学者であるアイアンマン「トニー・スターク」によってその才能を見込まれ、助手として働くことになったピーター。

ヒーロー活動に理解のあるボスだし、お給料もいいし、専用のスパイダーアーマーまで作ってもらえるしで、順風満帆なヒーロー活動ができるようになった。途中までは。

トニー・スタークの助手として活動を続けていたある日、ヒーロー同士の内戦。「シビル・ウォー」が勃発。

未熟なヒーローが間違いを犯さないように、ヒーローは登録制にし、政府の元で活動すべきだと主張するアイアンマン。

国が間違っている時に、誰がその間違いを正すのかという理由で、登録制を反対するキャプテン・アメリカ

この2つの主義により、ヒーローは内戦状態に入る。

ピーターは、アイアンマンの助手なので、必然的にアイアンマン側に所属することになる。

「登録制ヒーローなんだから正体を明かさなくちゃね」

と言われたので、テレビの前で自分の正体を告白するピーター。

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写メ撮りなので少しアレなのは許してほしい。

その後、自分の知らない所でキャプテン・アメリカ派のヒーローの捕縛チームに入ることになったり、反対派ヒーローやヴィランを裁判にかけられることなく収容している異次元の監獄を見ることになったりと、かつての仲間と戦うことになり、吐くほど苦悩する事になる。

そして、アイアンマンは間違っていると判断し裏切る。

その後、ヴィランにボコられるわ最終的にアイアンマンたちの勝ちに終わるわと、散々な結果に終わる。

挙句の果てに、身元がバレたので、ヴィランによってメイ伯母さんが狙撃された

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その後、メイ伯母さんは助かった。しかし、その代償としてピーターは更にたくさんのものを失うことになる。

詳しくはこの次で。

 

不幸その5。その他いろいろ巻き起こる不幸

軽いノリで書いているが、実際のエピソードを見るととても辛い。

「もうやめてくれ!」と思うくらい辛い。

よって、残りの不幸は簡潔に話す。

 

親友がヴィランになる。

その親友が大学時代の恋人のグウェンを殺す。

その親友との戦いで、嫁さんが流産する。

最終的に親友は死ぬ。

最近出たスパイダーマンの傑作選「ベスト・オブ・スパイダーマン」がほとんど物悲しいエピソードばかり

メイ伯母さんを助けるためにメフィストフェレスの力を借り、契約を行った。

結果、メイ伯母さんは助かったが、妻であるメリー・ジェーンとの結婚の歴史は消滅した。つまり、結婚していなかったということになった。その余波か、ほかにも様々な設定や事件がなかったことになり、親友も復活した。

死んだ。

何故かピーターの記憶を移植したスパイダーマンの宿敵であるドクター・オクトパスがスパイダーマンになった。

ほかにも様々あるが、あんまりすぎるのでこのへんでカット。またいつか紹介すると思う。

ああ、ちなみにアメコミでは死んだキャラが良く復活するから多分ピーターも復活する。

アメコミの世界はキン肉マンドラゴンボールや男塾並に死という言葉があてにならない。

しかし、グウェンとベン伯父さんは除く。

 

不幸だが、人気者

不幸続きのスパイダーマンだが、読者人気はマーベルでもトップクラスに高い。

映画化、ゲーム化、アニメ化。全てにおいて何度も制作されている。

日本でもある意味原作よりも知名度が高い実写ドラマ化をされていたり、ある意味原作よりも陰鬱な日本版スパイダーマンも連載されている。

我々と同じように、悩み、苦しみ、それでもまっすぐ正義の為に戦うスパイダーマンは、知れば知るほどかっこよく見える。

そのため、親近感がわくヒーローとして、読者からは愛されているのだ。

「あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン!」

というのはスパイダーマンの決め台詞であり、キャッチコピーでもある。

ヒーローだって、人間だ(サイボーグとかロボットもいるけど)。

そんなヒーローの中でも、スパイダーマンは人間臭い悩みが多く、それでも挫けずに人のために頑張っている。

そんなスパイダーマンは、親愛にして、最も尊敬できる隣人でもあるのだ。

 

個人的におすすめの作品は、ディズニーXDで放送しているアニメ、アルティメット・スパイダーマンだ。

陰鬱な話は一切なく、コメディタッチなお話であり。憂鬱な話に辟易している心にスーッと効く。

こういう路線のアニメは大好きだ。ディズニーのアニメだしエピソードにもほとんどハズレがないのでおすすめだ。DVD、頼むから発売してくれ。