こぼれ話のようなもの
いやもうほんと申し訳ない。
ここ最近色んなことがあった結果、過去最悪レベルで更新が滞っております。
閉鎖も考えておりましたが、いまだに見てきてくれる人もいますし、もう一年くらいは続けたいなと思っとりますので、気が向いたらのぞきに来てやってください。
と、毎回近況報告ばかりではあれなので、今回はほんの少し小ネタを紹介したいと思う。
今回紹介するのは、とある一つのアニメだ。
タイトルは「Cartoon All-Stars」。
1990年。一つのプロジェクトが立ち上がった。
それは、「有名なアニメキャラを大集合させて一本のアニメを作ろう」というものだった。
そんなわけで当時の人気アニメから、様々なキャラクターが集められた。
ディズニーからは「くまのプーさん」からプーとティガーが、「わんぱくダック夢冒険」からはヒューイ・デューイ・ルーイが出演。
アメリカの番組制作会社であるNBCからはなんとアルフだ。これアニメ化してたんだな。
他にもワーナー・ブラザース制作のアニメ「ルーニー・テューンズ」からはワーナーの顔とも言える人気キャラバッグス・バニーとダフィ・ダックが参加しているぞ。
他にもいろいろいるが、そこまでアニメに詳しくないので誰が誰だかさっぱりわからないのでカットだ。
そして、なんとミュータント・タートルズからもミケランジェロが参加している。
ちなみに、レオナルド、ドナテロ、ラファエロはでない。なんでだよ。
とまあ、そんなアメリカで有名なキャラが大勢集まり、一本のアニメが作られたわけだ。
日本のアニメで例えるなら、ベジータ、スネオ、まさお君、うちはマダラなどのアニメキャラが仲良く共演しているようなものだと思えばよろしい。
で、肝心のアニメなのだが、調べたら結果としては大不評だったそうだ。
それもそのはず。このアニメはいわゆる教育アニメであり、やたら説教臭い内容だったからだ。
まあ、論より証拠。詳しくは↓に件のアニメを紹介しているから是非観てほしい。
なお、日本では放送されてないので吹き替えや字幕なんて当然ない。
しかし、だいたい何言ってるかは英語ができない僕でも理解できたのでおそらく問題はない。
簡単に説明すると、
冒頭で大統領夫妻が良い子の皆に挨拶をするところからこの物語ははじまる。
主役と思われる兄ちゃんが妹の貯金箱に手を出したら、アルフ達がなぜか三次元の世界にあらわれ、兄妹のケンカを眺めている。
兄はどうやら悪い仲間からマリファナを買おうとしているようだ。
だけど取引寸前でパトカーのサイレンが鳴り響き、取引はおじゃんに。
そのあとなんやかんやあってアニメのキャラから説教を食らい、兄は立ち直りましたとさ。
というお話だ。
見た感想だが、英語がわからないが大体内容はわかるので、とても親切なアニメなんだろうなというのがまっさきに抱いた感想だ。
おそらく小学校低学年向けだと思われる。
面白いかどうかというのは英語がほとんどわからないのでなんとも言えない。
もしかしたら洒落た言い回しを多用しているのかもしれないしね。
しかし、子供に人気キャラクターの口からマリファナなんてキーワードを言わせてよかったのだろうか。
例えるならワカメちゃんが「マリファナは麻薬の一種で吸引すると多幸感が得られるけどやり過ぎると幻覚作用や禁断症状が出るとっても危険なクスリなのよ」とタラちゃんに説明したらどんな気分になるだろうか。
そういうことである。
ほんわかした日常アニメが一気に説教臭い教育番組に早変わりしてしまう。
こんなの日曜の終わりに見せられたらますますテンションも下がるというものだ。
また、子供たちが見たかったものは人気キャラたちの夢いっぱいの冒険であり、マリファナジャンキーに片足突っ込んでる少年に説教する話ではない。
だからこそこの作品は失敗に終わったんだろうね。
なお、世間では大麻入りビールというものが売られているが、こちらは大麻は大麻だが、葉っぱではなく種子が使われているので合法である。