オススメアメコミ紹介第8回:デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション
アベンジャーズ2の評判は上々でよかった。
正直マッドマックスのインパクトに負けて感動が薄れてしまうんじゃと思ったが全然そんなことなかったよ。
まあそれはともかくおすすめのアメコミを紹介していこう。
今回紹介するのは「デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション」だ。
本作は、アニメやゲームの強烈なインパクトによってアメコミあまり知らない人に対しても知名度がグンと高いキャラ、デッドプールが主人公の作品だ。
作品内容
デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプションは、短篇集だ。
つまり、一冊で一つのストーリーではなく、一冊に色々なエピソードが紹介されているバラエティ豊かな本だ。
その中には、
冒頭でいきなり死んでいる話や、
カナダのヒーローチームに所属するお話、
かつて相撲取りをしていてサザエという恋人がいたお話など、実に様々だ。
雌犬つっぱりて…。
他にも、アベンジャーズが全滅してたり、ドクター・ドゥームがノートパソコンでネットサーフィンしてたりなど、コメディ色が強いのはデッドプールが主役ならではといえよう。
しかし、そんなコメディだらけのお話でもない。
上で紹介している相撲取りの件はギャグありシリアスありとしっかりとしたストーリーが楽しめるし、ブラックなネタの他にもクールでカッコイイデッドプールも見ることが出来るぞ。
オススメ度
「デッドプールの翻訳版では何がオススメ?」と聞かれた時に一番薦められる本として、今までのおすすめコミックは「マーク・ウィズ・ア・マウス」だったが、この本が出たことで一番オススメなのはこれになった。
「初めてのデッドプール」でこれほどよい本は今のところ無いと思う。
おふざけで、おしゃべりで、第四の壁も突破し、イカれてて、たまに真面目で、クールで、短篇集だからこそ色々なデッドプールの魅力が詰まっている本といえよう。
かと言って今まで紹介した本がおすすめできないというわけじゃない。
「マーク~」は大ボリュームでストーリー自体も面白いし、「キルズ~」もデッドプールのイカレ具合がよくわかる。
「スーサイド~」もパニッシャーやデアデビル、スパイダーマンが出てきてとても豪華なメンツだ。
しかし、それらを読み返しても、やはり個人的には本作が一番「デッドプールの翻訳版では何がオススメ?」と聞かれた時に一番薦められる本だと思う。
これは漫画とは関係ないが、デッドプールは2016年に映画化が決定している。
しかも年齢制限ありのようだ。
アベンジャーズ2は大ヒットといって差し支えない結果を出している。
では、デッドプールの映画はどうなるのだろうか。
それは来年を待つしか無い。
おお、今回は非常にすんなりと書き終えたぞ。