日記のようなもの
なんとか体調は回復しました。
結局一週間近く休むことになり、かえってラッキー…ではない。
来週からやらなきゃならないことが沢山あり、ますます今月の更新が絶望的になりました。
というわけで、今回は文章のリハビリがてら、ちょっとした宣伝など。
今回も例によってアメコミの話は関係ないですが、次回からアメコミの話に戻ります。
現在、漫画全巻ドットコムより、漫画ゴラクコミックス無料読み放題コーナーが実施されている。
www.mangazenkan.com読むのにはちょっとしたソフトのインストールが必要だが、それを終えたら期間限定だがたくさんの漫画ゴラクのコミックスが読めるぞ。
しかし、期間は3日限定であり、しかも週ごとに読める作品は違ってくるのが難点といえば難点でもある。
しかし、それでも無料で漫画が読めるというのは嬉しいし、全く興味もないコミックをなんとなく読むと隠れた名作が見つかることも多いぞ。
というわけで、今回はゴラクコミックのオススメを紹介していく。
なお、今回紹介するのは21日現在立ち読みできるコミックのみだ。
ミナミの帝王
言わずと知れた大阪のヤミ金漫画だ。
主人公、萬田銀次郎による人情ありえげつない世界ありのヤクザなヤミ金ストーリー。
この漫画、ナニワ金融道のようなえげつないドロッとしたヤクザ漫画と思って敬遠すると、実に後悔することになる。
たしかに、扱っているのはお金だし、ヤクザも沢山出てくるが、ストーリー自体は読んでてスカッとする勧善懲悪ものだ。
善人な被害者は必ず救われるし、アホな反省の色なしの人間は必ずしっぺ返しを食うのも見ててスカッとする。
また、決めゴマの大げささは必見だ。
すごいエフェクトで「な、なんやてぇぇぇ!?」などと叫ぶ萬田はんやその他大勢は非常にオーバーリアクションでおもしろい。
しかし、初期の萬田はんは現在のような主人公ヅラではなく、完璧にヤクザな顔をしている。
白竜
こちらも有名なヤクザ漫画。
白川竜也、通称「白竜」が、でかいシノギの匂いを嗅ぎつけ不正をやらかす大企業やナメたマネした奴らを絞りとるだけ絞りとる痛快ヤクザ漫画だ。
こちらもヤクザ漫画だと敬遠すると損をするぞ。
スケをコマしたり、尿道に折った割り箸突き刺して拷問したり、相手の親玉待ち伏せして空砲で脅し入れたりと、ヤクザならではのえげつない手段もたくさん使うが、それでもストーリーは面白く、気付けば一日で無料分全21巻を読んでしまうほどのめり込む。
また、主人公である白竜が実にかっこいい。
でかいシノギを探しつつプラネタリウム鑑賞をしたり事務所でファミコンやってたり舎弟を連れて企業セミナーや美術館行ったりと、結構エキセントリックだが、こんな男になりてえなあと思わせてくれる良い主人公だった。
ヤクザにはなりたくないけどな。
オバハンSOUL
大阪のおばちゃんが主人公のアットホームコメディだ。
表示のどぎつい大阪のおばちゃんで読む気が失せる人は多そうだが、そんな人にこそ読んで欲しい傑作だ。
表紙に違わず、登場人物もどぎついが、出てくる人皆が暖かい。
悪党には叩きでしばきつつ説教をかましたり、時には自殺者を励ましたりする。
説教される側もきちんと反省したり改心したりと、嫌な後味一切なく最初から最後までスカっと読めるのが嬉しい。
最終回は、我が家の親父ががんで死んだこともあり、少し泣きそうになっちゃった。
男!日本海
こんな頭の悪い漫画始めてみた。
これは褒め言葉だ。うまく説明するとこのサイト年齢制限設けなくちゃならないので割愛。
この漫画は人を選ぶ。本当に選ぶ。
紅の戦艦
これは面白いかと言われれば、かなり微妙な作品だ。
あらすじを簡単に説明すると、何故か沈没したはずの大和が再び日本に現れ、色々問題が発生するというお話。
序盤は真面目な漫画かとおもいきや、途中から何かが吹っ切れたのか作者の暴走が始まる。
このキーワードにビビっときた人は是非読んでみよう。
具体的に言うと、内閣総理大臣がジャイアント馬場で、物語に絡む駆逐艦の艦長が闘魂三銃士、しかも天龍さんまで出てくる。
※補足と追加:内閣総理大臣と天龍さんは第二シーズンからの登場です。
武藤が例のポーズをしたり声が脳内再生されるほどピッタリだったりと、なんで戦艦漫画描いてるんだというくらいプロレス愛に満ち溢れている。
しかも第二シーズンではマクマホン級駆逐艦艦長、キャプテン・ホーガンまで登場するぞ。
※ちなみに、マクマホンとは、アメリカの大手プロレス団体WWEの最高経営者ビンス・マクマホン氏のことであり、実在の駆逐艦にマクマホン級などというものは存在しない。はず。
この紹介文で心の琴線に触れたのならば一見の価値はあるが、プロレスに全く興味が無いなら読む必要は多分ない。
天龍さん、長い現役生活お疲れ様でした。
と、以上が、個人的に面白く、気に入った漫画だ。
他にも面白い漫画は沢山あるので、ぜひ読んで欲しい。
なお、当ブログで以前紹介した「任侠沈没」は来週公開予定だ。
無料なのでぜひ読んで欲しい。こっちもかなり頭が悪い作品だから。