アメコミの基本~DCとMARVEL~
今回は、出版社に関するお話だ。
以前↓の記事でアメコミに関する基本的な話を書いた時に、出版社について簡単に述べた。
アメコミの基本~アメコミと日本のマンガの違い~ - アメコミを読もう!~アメコミ情報ブログ~
今回は、その出版社についてもう少し深く掘り下げていきたいと思う。
DCコミック
DCコミックは、最も古い歴史を持つアメコミ出版社だ。
細かい説明はウィキペディアででも見てほしい。
1939年にスーパーマンの連載を開始し、そこから、バットマンやグリーンランタン、ワンダーウーマンなど、今でも大活躍するヒーローを生み出している。
ヒーロー紹介
DCコミックの、主なヒーローを紹介しよう。なお、全てのヒーローを紹介するのは自分には不可能だ。なぜなら数えきれないほどいるからだ。
スーパーマン もはやお馴染みのスーパーヒーロー。
バットマン こちらも説明不要の有名ヒーロー。この二人はアメコミ知らなくても知っていると思われる。
ワンダーウーマン 少し知名度は劣るかもしれないが、アメリカでは超有名なスーパーヒロイン。素手で人の首とかへし折ることも出来る。
フラッシュ 世界で最も早いヒーロー。フラッシュ死亡とともに悪事を辞め、復活とともに悪事を再開するヴィランも居たりと、やたらヴィランに好かれている。
グリーン・ランタン 宇宙を守るヒーロー。装備しているリングはあらゆる事を可能にする。
アクアマン ロックマンのボスではない。海に住むヒーローであり、海の生き物を操ることができる。
プラスチックマン 手足を伸ばしたり、形を変えることができる三枚目ヒーロー。あの海賊漫画の主人公よりこっちのほうが先。
グリーンアロー 弓矢の名手。テレビドラマ化しており、こちらも大人気。
犬溶接マン ↓こちらを参照
アメコミキャラクター紹介第五回:セクション8 - アメコミを読もう!~アメコミ情報ブログ~
昔は映画やゲームなど、様々な分野で大ヒットを飛ばしていたが、最近では映画方面はマーベルに押され気味だ。
また、大人気だっただけに、様々なメディアミックスがなされたが、中には駄作認定されている映画やクソゲーも多く発売されている。
最近では、バットマンのゲームが海外では人気であり、映画もマン・オブ・スティールを皮切りに、クロスオーバー展開されていく予定であり、かつての映画人気を取り戻していく可能性は極めて高い。
個人的にはスーパーマンもバットマンも大好きなので、来年以降が非常に楽しみだ。
マーベル・コミック
1939年に設立された会社であり、DCコミックと双璧をなす大手アメコミ会社だ。
例によって細かい歴史はウィキペディアで。
アメコミ界の巨匠、スタン・リーをはじめ、様々なアーティストにより大人気を博した。
アメコミを語る上で、スタン・リーは外せないが、話せば長くなるのでまた別の機会にでも。
ヒーロー紹介
キャプテン・アメリカ マーベルを代表するスーパーヒーロー。僕が一番好きなヒーローだ。ちなみに、作中で戦死した時に、テレビや新聞のニュースで報道されたほど人気のあるヒーローだ。またいつか紹介したいな。
アイアンマン 日本だとかなり人気のあるヒーロー。パワードスーツを着て悪と戦う大富豪。映画では大活躍しているが基本的に騒動はだいたいアイアンマンのせい。
スパイダーマン 最も知名度が高いマーベルヒーローだと思われる。かなり不幸。
詳しくは↓で。
アメコミキャラクター紹介第二回:スパイダーマン - アメコミを読もう!~アメコミ情報ブログ~
ファンタスティック・フォー アメコミ開発のヒーローチーム。リーダーのミスター・ファンタスティックはゴム人間だ。もちろんあの海賊漫画よりも先だ。
X-メン こちらもスパイダーマンに負けず劣らずの知名度。映画は不評なことが多いが、フューチャー&パストは大好評だった。本当に面白かったぞ。
ちなみに、ここで紹介されているマーベルヒーローは、キャプテンアメリカをのぞいて全てスタン・リーが生みの親である。
90を超えた今でも映画の総指揮をとったり、映画に出たりと、非常にアクティブな妖怪じじいである。日本の漫画家にたとえるなら、水木しげると同種だと思ってほしい。
ちなみに、現在はディズニーに買収された。
そのおかげか、映画がどれもこれも非常に面白い。
アベンジャーズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ。どれもこれも興行成績が非常に良いし、既に続編の制作も開始していたりと、まさに現在のアメコミブームの立役者と言っても過言ではない。おかげで読みたい本が沢山翻訳されています。本当に有難う。
どちらがおすすめか
結構聞かれるのがこの手の質問だ。
結論からいうと、どっちでもいい。
そもそもどうやってスーパーマンとキャプテンアメリカの面白さを比較しろというのか。どちらもまったくの別物であり、どちらも面白い。
どっちの出版社にも、コメディ路線の漫画もあれば、ダークなストーリーもある。
アイアンマンなんて映画のおかげでド派手な漫画に思われがちだが、アイアンマンの中の人のトニー・スタークがプレッシャーからアルコール中毒になったりするし、スパイダーマンは不幸話が多いし、明るい話を期待すると期待はずれなことも多いのだ。
よって、まずは好きなヒーローの話から見ていくという感じで問題無いと思う。
個人的な意見をいうのであれば、前知識が少なめでも読める漫画が多いDCコミックスがお勧めかな。
設定のリセットが行われたおかげか、いろんなヒーローのリメイク話がたくさん出てるし、翻訳もされている。
他にも、個人的に大好きな漫画のウォッチメンもDCだし、2014年11月13日現在パズドラのコラボも行われてるし。
他にも、DCとマーベル以外にもコミックはでているし、こちらもやはり面白い作品が多い。
でも、これはまた別の機会に話そう。
なお、決められないというのであれば、今後もヒーローの紹介やおすすめコミックを紹介するので、ぜひ当ブログを利用してほしい。今後も更新続けられるかどうなるかはわからないけどね。