アメコミを読みに行こう!アメコミカフェ&バー:CROSSOVER
当ブログはなんとか一周年を迎えた。
先日だけど。
何か書こうかなとは思っていたが風邪でだるいわ書くのめんどくさいわで結局何もせずに当ブログは一周年を迎えたわけだ。
流石にこれはいかんということで、今回はブログ一周年を祝うべく、なにか特別なことをしようかと考えた結果、2015年10月31日にオープンしたアメコミカフェ&バー「CROSSOVER」のレポートを書くことにした。
というわけで特別編。CROSSOVERのレポートを兼ねた本日一日の振り返りをどうぞ。
なお、今回使っている写真はCROSSOVERさんに許可を得て撮影、掲載をしています。
お忙しい中丁寧な応対をしていただき、本当にありがとうございました。
日本橋のビルの7階に
日本橋の駅を降り、戎橋(えびすばし)を超えたところに、そのビルはあった。
女性に声をかけまくる背の低いおっさんを尻目に、僕はスマホで住所を確認しながら探し続けた。
大阪市中央区宗右衛門町3-8にある、宗右衛門町ギャラクシービル。
布がかけられていたビルの麓には、アメコミ調の看板が置かれていた。
ビル内部は薄暗く、エレベーターは少し狭め。
郵便配達の兄ちゃんと一緒に上へ上へと登っていく。
店は七階にあるのだが、エレベーターは6階までしかない。
6階で降り、階段を登ると、またも同じ看板が目に映る。
階段を登り、少し狭めの道を奥へ奥へと進んでいくと、賑やかな声が聞こえてきた。
そこが、アメコミカフェ&バー:CROSSOVERだった。
店の中
店の中をひとことで言うと、シャレオツだった。
少し狭めで、テーブルがたしか3つ程度(ここら辺よく覚えてない)とカウンター席。
そしてカウンターには様々なお酒が置いてあり、壁にはアメコミの本棚がずっしりとした存在感を示している。
カウンター席を撮るのを忘れていた。どうしても知りたかったら自分の目で確かめてほしい。
店内にはお客さんと従業員さんがいて、気さくにアメコミのお話をしていた。
席は開いていたのでテーブル席に座る。
「デアデビル:ボーンアゲイン」を手に取り、ページをめくる。
店内ではBGMが流れており、ナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」が流れていた。
映画「ウォッチメン」の挿入歌の一つだ。
その後も色々なアメコミ映画の挿入歌が流れてきて、映画のファンなら思わずにやりとするような気分を味わった。
フード&カクテル
今回ここに来たのは、実はアメコミを読むことよりも食事を摂ることを優先していた。
朝から何も食っていなかったからだ。
というわけで、何か飲み食いをすることに。
メニューを見せてもらうと、さすがアメコミカフェ&バー、メニューがアメコミヒーローやヴィラン関連のメニューになっている。
しかもマーベルとDCに分けており、探したいヒーロー関連のメニューがすぐに分かる。
わかるのだが、具体的にどんなメニューなのかいまいちわかりづらい。
タートルズピザやバットマンパスタ、ヴェノムポテトなど、アメコミファンには大体想像はつくようなものもあるが、あまり詳しくない人にとっては未知の領域といえる。
これは店員さんに聞けばどんなメニューなのかというのはわかるが、個人的にタートルズピザはテレ東版タートルズのようなチョコチップやら何やらをトッピングしたものを連想してしまう。もちろんそんなことはないだろうが。
いろいろ気になるメニューは多いが、とにかく軽く食べてみようということで、マーベルヒーローのカクテルと、ヴィランのおつまみを頼むことにした。
というわけで、今回注文したメニューは「キャプテン・アメリカ」と「ヴェノムポテト」だ。
待つこと数分、まずはカクテルがやってきた。
カクテル「キャプテン・アメリカ」。ちなみに本日注文する人がけっこう多かったらしい。
「キャプテン・アメリカ」を頼む際に、すっきりした味にするか甘めにするかと聞かれたが、今回はすっきりした味をチョイス。
本来はウォッカベースのカクテルらしいのだが、今回僕はバイクだったので、ノンアルコールのカクテルにしてもらった。
なお、ノンアルコールのカクテルは事前に申告すれば作ってくれるぞ。
バーテンさんの作ったカクテルを飲むのなんざかれこれ7年ぶりだ。
というわけでゆっくりと飲む。
すっきりした味わいに、柑橘類特有のほんのりとした苦味を少し感じるが、さわやか~な味だ。美味い。
正直アルコール入りで飲みたかったぞ。
なお、レシピはネタバレを避けるため、言うのは控えておこう。
僕は不正解だった。
次に、ヴェノムポテトがテーブルに置かれた。
「シンビオートをイメージしました」とのこと。揚げたてで熱かった。
まあこの光沢で何がかけられているかはだいたいお察しだろうが、ソースの正体はあえてノーコメントで。
僕の写真じゃわからないと思うが、割とボリュームが有り、二人で分けて食べても量的にはなかなかいい塩梅かもしれない。
出来上がりに少々時間がかかっていたが、揚げたてを熱いまま食べれるのが嬉しかったね。
ポテトにソースを絡め、食べる。これも美味い。
このブログ基本的に何でもかんでも褒めてばっかりだけど本当に美味いんだこれ。
ソースの量は結構多いのでソースが足りないなんてことになることはほぼ無いだろう。
ちなみに、「カーネイジポテト」もメニューに含まれており、赤いソースをかけているそうだ。
料金
※2015年11月11日修正
CROSSOVERでは、基本料金はチャージ料+ワンドリンクとなっているそうだ。
今回はカフェでの利用だったのでチャージ料の300円+料理とカクテル代だったが、安く済ませようと思えば300円とドリンクもしくはフードメニューのみだけで楽しむこともできる。
夜になるとカフェではなくバーになり、チャージ料金も少し割高になるが、スクリーンを使って何かをすることもあるらしく、楽しませる工夫は凝らしてあるようだ。
いつか夜のCROSSOVERにも行ってみたいものだ。
感想
実に良い所だった。
なんといっても大阪にできたのが最高だね。
家からは片道400円位かかるので気軽には寄れないが、近くに行く際にはまたぜひ立ち寄っていろんなメニューを試しつつアメコミを読みたい。
実は今回店によったあと、映画を見に行く予定があり、一時間程度で御暇してしまったので、あまり細部まで見ていない。
次回行くときはもっとじっくりゆっくり見てみたいものだ。
今度はネタ探しではなく、ただ純粋に楽しむお客さんとして。
トイレがどーのこーのとお客さんが話していた気がする。一体どんなアメイジングなトイレだったのか。
なお、今回見た映画はギャラクシー街道だった。
感想を書く気はない。
うちはアメコミブログだ。
あえて言うなら最近見たファンタスティック・フォーのほうが好きだった。
ACBDと比較
ただの感想文を書くだけではアレなので、アメコミ情報ブログらしいことをやってみよう。
というわけで、今回は日本にあるアメコミ喫茶「ACBD」と、アメコミカフェ&バー「CROSSOVER」、2つのアメコミ専門喫茶店の比較を行ってみたぞ。
なお、ACBDについてはこちらをどうぞ。
蔵書量
やはり店の広さも関係しているのだろう。これはACBDの方が優れていた。
ACBDは「え!?こんなのもあるの!?」と言うほどのレアな本まで取り揃えられており、アメコミマニアにとってはまさに宝の山といえる。
CROSSOVERももちろん最近の本はもとより結構珍しい本も見受けられたが、それでもやや少なめといった感じがした。
だが、少なめと言っても、一ヶ月ほど通った程度じゃ全部読破するのは無理なほどのビッグボリュームなので満足すること請け合いだ。
メニュー
これはCROSSOVERの圧勝だろう。
ACBDでは数十円でジュース一杯と非常にお安い値段だが、喫茶店らしさといえばそれくらいである一方、CROSSOVERでは軽食からカクテルまで何でも取り揃えており、本以外にもお楽しみの要素が満載だ。
まあ、若干高く付いてしまい財布が軽くなるかもしれないが、そこら辺は自分の欲を抑えよう。
なお、CROSSOVERで最も一番安いメニューは「アントマンの角砂糖(100円)」である。
「やす~い!」と思っている人は冷静になってほしい。角砂糖だぞ。ファミレスでスティックシュガーが一本100円だったらと考えてみるんだ。
まあ今回頼んでないのでどんな角砂糖が出てくるのかはわからないので、もしかしたらすごい角砂糖なのかもしれないけど。
真相は誰か別の人に頼むので是非頼んでレポートしてほしい。
店の雰囲気
どちらも一回しか行ったこと無いので僕自身のコメントに信憑性がないことを前もって言っておこう。
その一回に限った店の印象だが、ACBDは静かな場所で静かに楽しむというイメージが有り、CROSSOVERは店員さんとたまに話したりしてワイワイ楽しむというイメージが有る。
これは東京、大阪の県民性(都民性、府民性か?)も関係しているのかもしれないね。
しかし、ACBDでもイベントが催されているし、CROSSOVERでも今後どういうふうに店が発展していくのかというのは未知数だ。
あえて言うなら、ACBDはさわやかな感じ、CROSSOVERはアダルティな感じといった所か。
とまあ、簡単ながら比較をしてみた。
言えることはただ一つ。
アメコミファンにはどちらも魅力的な場所なので、東京に行った時はACBDを、大阪に来た時はCROSSOVERを利用してみてはいかがだろうか。
ということだ。
以上、一周年記念企画。アメコミカフェ&バー:CROSSOVERのレポートでした。
いつまで続くかわからないブログですが、今後とも宜しくお願いします。