アメコミゲーム紹介:Ultimate MARVEL VS CAPCOM3
今回はアメコミに関連したゲームの紹介をしよう。
「Ultimate MARVEL VS CAPCOM3」通称「マブカプ3」だ。
なお、当記事はキャラ性能やお手軽なコンボなどそういった説明は一切ない。
どんなゲーム?
マブカプ3は、言わずと知れた対戦格闘ゲームだ。
前作の2からおよそ11年ほど経過し、まさかの新作として2011年に発売された。
今回紹介するのは、そんなマブカプ3に、さらなる追加キャラを加えたアルティメット版の紹介である。
登場キャラだが、タイトル通り、マーベルコミックスに出てくるヒーローと、CAPCOMで出てきたヒーローやヴィランが合わせて50名と、非常に多い。
発売からだいぶ立っているが、それでも海外のゲーム大会では試合が行われており、今なお沢山の格ゲープレイヤーを魅了してやまない名作ゲームとなっている。
あんなヒーローやこんなキャラも
このゲーム最大の魅力といえば、やはりキャラクターの多さだ。
DLCのキャラクターも含めれば総勢50名ものキャラが使用可能であり、キャプテン・アメリカやアイアンマン、ウルヴァリンなど日本でもお馴染みの有名キャラを始めとして、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケットラクーンやゴーストライダーといった、映画でしか知らないようなキャラクターも操作可能だ。
カプコン側だってもちろん魅力的なキャラが山盛りである。
カプコンの格ゲーの代表格であるリュウはもちろんのこと、魔界村シリーズでおなじみのアーサーや、デビル・メイ・クライのダンテ、果ては逆転裁判の成歩堂龍一まで使用可能というハチャメチャ具合だ。
ステージも作品の小ネタが含まれていたり、音楽もどれもこれも名曲揃いだ。
個人的には、アイアンマンやホークアイ、モードック、ゴーストライダーの曲がお気に入り。
デッドプールのBGMに至っては歌詞があるぞ。
上級者の試合はワンミスで大惨事
ゲームとしてもなかなか面白いマブカプだが、上を目指そうとすると、まさに果てしない修羅の世界となっている。
実際に見てもらったほうが早いのでこれを貼っておく。
これは2014年度EVO(1995年より始まったアメリカ最大規模の格闘ゲーム大会)似て行われたマブカプの試合中継だ。
際限なくちょこまか動き、ふわふわ浮かんび、飛び道具が飛び交い、一回攻撃があたったらどこからとも無く仲間が加勢にやってきてぼこぼこにぶん殴る。
初めて見る人には何が何やらわからないと思うが、これが世界クラスの試合だ。
極めるまで遊びたいのでなければ、別にここまでする必要はないし、波動拳や昇竜拳が出せなくても普通に対戦に勝てる。対戦相手によるけど。
しかし、上には上がいるという言葉通り、その上は際限なく高いのだ。
ちなみに、このEVOは、マブカプ以外にもストリートファイターやギルティギア、スカルガールズなど、様々な格ゲーの試合が行われる面白いイベントであり、実況配信なども行われているので、興味の有る方は探してみよう。
もう手に入らないDLC
未だに人気があり、多くの格ゲーファンが居るマブカプだが、さすがに4年も経てば新規のプレイヤーの数はがくんと減る。
よって、現在は公式サイトの他、ダウンロードコンテンツは配信停止となっている。
これにより、様々なキャラのアレンジコスチュームやDLCキャラは手に入れることは不可能となった。
また、それに伴いゲームのDL版も配信停止しており、ソフト版しか購入できない。
ちなみに、配信停止ラスト一週間の期間で、1000円以下でゲーム本体が購入できるという大サービスがあった。
なかなかの大盤振る舞いだった。