日記のようなもの
まさか今日の金ローに昨日記事のCMで紹介したロック様がでてるとは思わなんだ。
仕事疲れもぶっ飛んだ。
というわけで感想でも。
センター・オブ・ジ・アース2の感想だが。実に面白かった。
そうそう、こういうので良いんだよと思わせてくれるB級映画であり、ハラハラしつつも楽しく最後まで見れた。
やっぱ物語はハッピーエンドよね。
まあ、それだけでこの記事は終わるんだが、せっかくなので知らない人のために、作中に出てきたノーチラス号やネモ船長についてお話しよう。
ネモ船長とは、フランスの作家ヴェルヌの作品「海底二万海里」に出てくる登場人物と潜水艦のことだ。
海洋博士とその助手と豪快な性格の水夫が三人揃ってなんやかんやあってノーチラス号に乗ることになり、そこでの生活や冒険の日々を描いた小説だ。…ったと思う。
実は最後に見たのもう10年以上前だからよく覚えてないんだ。
でも、ところどころ印象に深く残っている場面は多い。
ウミガメのスープとか、海藻で作った葉巻だとか、浮上するために残り少ない酸素でギリギリの局面に出くわしたり大ダコだったか大イカに襲われたりしてたと思う。
ココらへんは凄くワクワクして読んだから覚えてるよ。
オチはなんやかんやあって三人はノーチラス号から脱出しましたとさ。というオチ。
で、海底二万海里はそこで終わるんだけど、実はネモ船長とノーチラス号はまた別の作品で登場することになる。
それが神秘島物語だ。
これは、読んだ記憶はあるんだけど実は全く覚えていない。だって20年位前に読んだのだから。
このお話でネモ船長の存在を知り、今は亡き我が父が海底二万海里をプレゼントしてくれたのだ。
しかし、僕が読んだ神秘島物語は小学生向けにだいぶ簡略された内容であるにもかかわらず、海底二万海里は小学生が読むにはあまりにも分厚すぎたので高校まで読む気が起きなかったのだ。
かろうじて覚えてるのがネモ船長が出てきたことと、漂流物には役に立つ生活用品が詰め込まれていたってことくらいだ。
で、神秘島物語でネモ船長は死ぬ。遺体はウィキで見てみたらノーチラス号ごと海に沈めたそうだ。
そうそう、そんなかんじだったと思う。
で、物語のオチに少し出た「月世界旅行」だが、これもヴェルヌ氏の作品だ。
こっちに関しては昔ポンキッキを見た人なら多分わかると思う。
和田アキ子の名曲「さあ冒険だ」のPVでロケットが顔のある月に突っ込んでいく少し怖い映像があったと思う。
月世界旅行でググれば一発であのシーンが出てくるあたり、相当皆の記憶に残っているのだろう。
ようつべで見ることもできるので、是非見てみよう。
SF作品の金字塔と呼ばれている名作だ。
センター・オブ・ジ・アースと全く関係ないが、SF映画の金字塔でおすすめなのは「メトロポリス」だ。
こちらはドイツのフリッツ・ラング氏の作品だが、ヨシワラという日本をモチーフにした歓楽街が出てくる。
こちらもこちらでかなりおもしろい。
白黒のサイレント映画だが、それがなんとも言えない不気味な雰囲気を作っており、特に作中に出てくるアンドロイドはスター・ウォーズのとあるロボットに大きな影響を与えているぞ。
メトロポリスの世界まであと11年。
11年後はどんな世界になっているのだろうね。
語り出したら話しがとっちらかりそうなのでここでおしまいにしよう。
なお、ヴェルヌ氏の作品で個人的にオススメなのは「15少年漂流記」だ。
僕が生まれてはじめて読んだ冒険小説であり、当時はすごく興奮した。
エロいって意味じゃないぞ。
読書の秋にはまだ7ヶ月くらいあるが、読んでみてはいかがだろうか。