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アメコミキャラクター紹介第20回:キャプテン・アメリカ

今年初めのアメコミキャラ紹介だ。

今回はキャプテン・アメリカを紹介しよう。

 

オリジン

キャプテン・アメリカの本名はスティーブ・ロジャースという。

ロジャースは貧弱を絵に描いたようなもやし小僧だったが、両親が善人だったこともあり、清く正しく真っ直ぐな青年として成長していった。

絵を描くのが好きなので、このまま芸術の道に進むかとおもいきや、幼くして両親が死んでしまった。

身体が貧弱で病弱なうえに生活も苦しいロジャースは、一日を生きていくのが精一杯であり、学校にいくことすらかなわなかった。

よって、ロジャースは独学で身につけた絵でなんとか食いつなぐ毎日だった。

そして時は流れて1941年、第二次世界大戦中である。

悪の限りを尽くす枢軸国に怒りを覚え、ロジャースは純粋な正義感から軍に兵隊として志願した。

しかし、当時のロジャースは前述したとおり病弱なもやしっこだったため、徴兵基準に満たず不採用になった。

しかし、その正義の心は、たまたま来ていたチェスター・フィリップス大佐の目に留まり、ロジャースはとある計画に誘われる。

その計画は、スーパーソルジャー計画という計画だ。

スーパーソルジャー計画とは、枢軸国からの亡命者の「アースキン博士」の開発した超人血清を用いて、兵士を超人にしようとする計画だった。

試験に合格し、ロジャースは超人血清を投与され、スーパーソルジャーへと生まれ変わった。

こうして、スティーブ・ロジャースキャプテン・アメリカとなった。

その直後、アースキン博士はスパイにより暗殺されてしまい、超人血清を作ることができなくなってしまった。

そのため、スーパーソルジャーになれたのはロジャースのみだった。

その後、軍の指導により徹底的にあらゆる技術を叩きこまれた。

近接戦闘、銃器を始めとする武器の扱い方、戦術。

持ち前の聡明さに加え超人血清により頭脳も強化されたため、信じられないスピードで技術を習得し、あっという間に一人前の兵士として成長たロジャースは、第二次世界大戦において英雄と呼ばれるにふさわしい活躍をする。

その後ルーズベルト大統領から、キャプテン・アメリカの象徴でもあるヴィブラニウムの盾を与えられたり、「バッキー・バーンズ」という少年兵がサイドキック(相棒の意味)になったり、アトランティスの王である「ネイモア・サブマリナー」や、サイボーグの「初代ヒューマントーチ」等の仲間たちとともに「インベーダーズ」というチームを結成したりと、長きにわたって戦い続けた。

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しかし、戦争末期に枢軸国の幹部である「バロン・ジモ」により放たれた無人爆撃機の爆弾を解除する際、キャプテン・アメリカは飛行機から滑り落ち海の底へ、バッキーは爆弾の解除の際、爆死した。

そして時は流れて戦後、凍りづけになったキャプテンアメリカは、なぜかエスキモーに崇められていた。

エスキモー達が崇めている最中に、いろいろ事情があってムシャクシャしていたサブマリナーが八つ当たりにやってきて、凍りづけになったキャプテンアメリカを奪い、海に放り投げた。

その後、アイアンマン、アントマン、ソー、ワスプ、ハルク達「アベンジャーズ」により海を漂っていたところを保護された。

氷が溶けると、超人血清の力のためか、なんと死なずに生き返った。

その後、キャプテン・アメリカはアベンジャーズに加入。

そしてリーダーとなり、チームを纏める存在となった。

キャップと言う愛称で呼ばれることが多い。

 

能力

 超人血清により、人間が持てる最高レベルの肉体を持っているキャプテン・アメリカだが、ヒーローの中での彼のスペックは弱い部類にはいる。

人間が持てる最高レベルの肉体と聞こえは良いが、そんなもの超越しているヒーローの数は多い。

そんなわけで、戦闘能力は下から数えたほうが早い程度の強さだ。

しかし、キャプテン・アメリカの強さはそこではない。

キャプテン・アメリカの強さ、それはヒーローとしての心の強さだ。

純粋な正義感から軍に志願し、兵士になったキャプテン・アメリカ

その正義感は今でも揺らぐことなく、決して悪に屈することはない。

また、名前や服装のせいで誤解されがちだが、キャプテン・アメリカはアメリカを盲信的に信じていたり、服従を誓っているわけではない。

彼が守るのはアメリカではなく、自由と平等を尊ぶというアメリカンスピリッツであり、国がアメリカンスピリッツを無視したようなことをすれば、ためらいなしに政府にも歯向かう。

シビル・ウォーがその最たる例であり、登録を強制された時は取り囲んでいた兵士全てを蹴散らして逃走までした。

映画「アベンジャーズ」でのキャッチコピーでは「ありえないほど<<正義>>」だったが、まさにそのものずばりなキャッチコピーである。

また、キャップはたしかにスペック上は弱いが、それを補って余りあるのが戦闘技術だ。

確かにスピードもパワーもキャップより強いヒーローやヴィランは多いが、キャップは長年の戦闘により培った戦闘経験や熟達した戦闘技術により、パワーの差を覆すほどの強さを発揮する。

それでも圧倒的に強いパワーを持っている敵だった場合はあっさり負けるけど。

そんなキャップの武器が、ヴィブラニウム製の盾だ。

衝撃をほとんど吸収するヴィブラニウムと鉄の合金製の盾であり、どういうわけか同じものを精製するのは不可能だと言われている。

キャップはこれを防具としてだけではなく、ぶん殴るための武器や、投擲用の武器として扱っている。

なお、投げれば手元に戻ってくるのは、ぶつけた時の反射角などを計算し、手元に戻ってくるように考えて投げているからだ。

だからゲームの投擲武器よろしく都合よく手元に戻ってくるのだ。

衝撃をほとんど吸収するくせになんで勢い良く跳ね返るのかということには突っ込まないでおこう。多分何らかの理由があるはずだ。

知っている方、ご一報をお願いします。

また、長年の経験から作戦立案能力が高く、即座に判断し、有効な作戦を立て、指示を送ることもできるので、リーダーとして非常に頼れるのだ。

人には適材適所というものがあり、ただスーパーパワーでぶん殴ってればいいというわけではないのだ。

 

 ダサいのにかっこいい

キャプテン・アメリカという名前。

その名にふさわしい星条旗カラーの全身タイツ。

最初にキャップを見た時の感想は、殆どの人がダサいと思うことだろう。

たしかにキャップはダサい。言い訳のしようもないほどダサい。

しかもそんなに強くない。 

しかし、それでもキャップはかっこいいのだ。

高潔な人間であり、ヒーローとしてのお手本のようにまっとうなヒーローなキャップは、アメコミを読めば読むほど格好いいキャラだと分かる。

ライターによって若干性格が変わったりするけど。

見た目ではなく、行動が、言動がかっこいいのだ。

そして、行動や言動がかっこいからこそ、ダサいコスチュームがかっこよく見えてき始めるのだ。

そんな彼だからこそ、皆から信頼され、尊敬されているヒーローになりうるのだ。

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ヒーローのリーダーに大事なのは見た目でもパワーでもなく、強い意志の力と気高き心なのだ。

いや、キャップは脱いだら普通にかっこいいけどね。

おすすめコミック

アベンジャーズのリーダーなだけあり、出番が非常に多いため、活躍しているコミックは多い。

911事件直後のキャプテン・アメリカを描くキャプテン・アメリカニューディールや、映画の元ネタにもなったキャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」あたりはキャプテン・アメリカが特に活躍しているのでオススメだ。

なお、映画とはストーリー展開がかなり違うので注意しよう。

反対に、「シビル・ウォー」はキャップもそれなりに活躍しているが、個人的にあまりおすすめは出来ない。

理由は登場ヒーローが多すぎる上にキャラクターの誰もがヒーローらしさがあまりなく、初めてアメコミを読む人には全くおすすめできないからだ。

そして、もうひとつ、シビルウォーからキャプテン・アメリカの活躍を追う場合、かなりの出費を強いられることになる。

まず、シビル・ウォー後のキャップ暗殺とキャプテン・アメリカの名をとある人物が引き継ぐ、「デス・オブ・キャプテン・アメリカ」シリーズ2冊と、キャップ復活のエピソードが掲載されたキャプテン・アメリカ:リボーン」。そして上記したウィンター・ソルジャーも合わせて読む事をおすすめする。

そうなった場合、一冊大体三千円ちょっとなので、シビルウォー、デス・オブ・キャプテン・アメリカ×2、リボーン、ウィンター・ソルジャーの計五冊。

つまり15000円以上の出費になる。

だからあまりオススメできません。

まとめて買わずに、一冊一冊買い集めよう。

でも、アメコミが面白いと感じ、色々読んでみようかなと思い始めたのであれば、ぜひ集めて読んで欲しい。

また、映画もなかなか面白い。

キャプテン・アメリカ:ファースト・アベンジャーズ」も、キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」も、アイアンマンやアベンジャーズのような派手さこそ無いものの、ストーリーが非常に面白く、良質な映画になっているぞ。